吉田ヘレネと金曜日の天使

* Special editing * O du froliche!





ヘレネ 「ねぇ高村…今日は何の日か知ってる?」

高村  「知ってるも何も…
     リビアの独立記念日だろ?」

ヘレネ 「…今日は、一 般 的 に 
     何の日なのか、知ってる…よね…?」

高村  「リビアといえば、中近東の中でも
     有名な国家…
     その国の独立記念日となれば、
     一般的にも認知されていて当然d」

ヘレネ 「置いといて!リビアは置いといて!
    
     今日はね!イヴ!クリスマスイヴ!なの!」

高村  「何だ?その"くりすますいぶ"というのは…」

ヘレネ 「えっとね!
     イエス・キリストの降誕(誕生)を祝う
     キリスト教の祭日の前夜祭というか、
     なんというか…なんていえばいいんだろう…

     と、とにかく、恋人同士で、
     きゃっきゃうふふする日なの!(=▽=*)」

高村  「成る程。
     異教徒の祭日にも通じてるとは…
     お前は、博識だなぁ…」

ヘレネ 「とりあえず殴ってもいいかな!?

     それはともかく、今の話を聞いて、
     た、高村も、クリスマスイヴに
     興味もったでしょ!?」

高村  「ふむ…
     伴天連(バテレン)の祭事には
     通じているわけではないが…」

ヘレネ 「そっちじゃなくて!
     そっちじゃなくてさ!
     宗教の話がしたいわけじゃなくて!

     つまり、なんというか…
     恋人同士、とか、そういう部分に、
     もうちょい食いついて欲しい、というか…」

高村  「回りくどい話は好きじゃないな。
     つまり、何が言いたいんだ?」

ヘレネ 「た、たきゃむらは、しまった噛んだ!

     高村は…く、クリスマスイヴに、
     一緒に過ごしたい女子とかいないの!?」

高村  「一緒に過ごしたい女子…?」

ヘレネ 「た、例えば
     ほら…私…とか…」

イエティ「2人とも何の話をしているんだ?」

ヘレネ 「ぎゃぁぁぁぁぁ!
     いま、すげーいいとこだったのに!?
     イエティ空気よめー!」

イエティ「今宵は晩祷が刻(とき)…
     共に、主・イエスの生誕を祝おうではないか…」

ヘレネ 「だからー!
     おごそかな話をするのやめてー!
     これ以上、話をややこしくしないでー!」

高村  「なぜ、日本人である我々が、
     伴天連の祭事を祝うのだ…?」

ヘレネ 「だぁぁぁぁぁ!
     あーあーあー!ああああああぁぁ!」












O du froliche, o du selige,
gnadenbringende Weihnachtszeit!
Welt ging verloren,
Christ ward geboren:
Freue, freue dich o Christenheit!

O du froliche, o du selige,
gnadenbringende Weihnachtszeit!
Christ ist erschienen,:
uns zu versuhnen;!
Freue, freue dich o Christenheit!

O du froliche, o du selige,
gnadenbringende Weihnachtszeit!
Himmlische Heere,
jauchzen dir Ehre:
Freue, freue dich o Christenheit!
          ( O du froliche!)




皆さま、良い夜を。



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